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●神経膠芽腫とは

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膠芽腫 glioblastomaは、脳腫瘍の一種。神経膠腫(グリオーマ)の中でも最も悪性度が高いとされる病気です。 グリア細胞(主として星状膠細胞)由来の悪性腫瘍の中で、極端に未分化で増殖能の高いものです。腫瘍は出血を伴うことが多く、腫瘍内には壊死巣が見られます。腫瘍細胞は円形、紡錘形などのさまざまな形状が存在し、大小不同です。 急速な腫瘍の増大により極めて進行が速いことが、この病気の特徴です。数週単位で症状が悪化することもざらです。 好発年齢は、45~79歳です。また男性の方が多く発症します(1.4倍)。また原発性脳腫瘍の約9.0%を占めています。 好発部位は、前頭葉に最も多く、次いで側頭葉、頭頂葉と続きます。 症状としては、急速に増大する腫瘍による頭蓋内圧亢進症状が見られます。初発症状は頭痛が多いです。 他の脳腫瘍と同じく、朝に強い頭痛が見られること(morning headache)が多い。その他に運動麻痺、痙攣、見当識の低下などが見られます。

●検査・診断

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CT: 単純CTでは、腫瘍実質が高吸収域、周囲の壊死部や嚢胞は低吸収域として造影されます。 造影剤を用いた造影CTでは腫瘍実質が不均一に増強されます。 MRI: T1強調画像では腫瘍はやや低信号域、T2強調画像では腫瘍やその周囲の脳浮腫が高信号域となります。 ガドリニウムを用いた造影MRIでは、腫瘍の辺縁が高信号域となる一方、腫瘍内部は壊死などを反映して低~高信号域が入り混じった像となる事が多いです。 この所見をリング・エンハンスメントと称する。また、リング・エンハンスメントは膠芽腫に特異的な所見ではなく、脳膿瘍、転移性脳腫瘍などが鑑別としてあがることが多いです。

●治療

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本腫瘍を根治する方法はありません。 手術での出来る限りの摘出が基本であるが、腫瘍は浸潤性で正常組織との境界が不明瞭であるため、通常全摘は不可能です。 そのため術後の放射線療法や化学療法との併用が基本となります。現在、化学療法としてテモゾロミドを用いるのが一般的であります。 予後は、脳腫瘍の中では最も悪く、すべての悪性腫瘍と比べても最悪の部類に入ります。1年生存率は51.6%、3年生存率は13.1%、5年生存率は7.8%です。 なお、膠芽腫は遠隔転移はほとんどせず、転移するのは脳内のみであるという特徴があります。

●グリア細胞とは

グリア細胞 glial cell は神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)とも呼ばれ、神経系を構成する神経細胞ではない細胞の総称です。 ヒトの脳では、グリア細胞が神経細胞の50倍ほど存在していると見積もられています。 gliaという語は、膠(にかわ、英: glue)を意味するギリシャ語に由来しています。というのも、神経細胞にぴったりくっついている細胞だからです。 グリア細胞は神経細胞に対し、以下のような種々の役割を担っています。 ・神経細胞の位置の固定(他の体細胞にとっての結合組織に相当)。 ・神経栄養因子の合成と分泌。 ・髄鞘(ミエリン)の構成要素となる。 ・過剰に放出されたカリウムなどのイオンの再取り込み ・神経伝達物質を細胞内に回収することで伝達時間を限定させる。 ・血管内皮とともに血液脳関門を形成し、フィルタの役割を果たす 上述のように、グリア細胞は周辺組織の恒常性を維持するような、比較的静的な役割を演じることでシグナル伝達に貢献すると考えられてきたが、近年になって、多種多様な神経伝達物質の受容体が発現していること、受容体へのリガンド結合を経てグリア細胞自身もイオンを放出するなど、これまで神経細胞のみが担うとされてきたシグナル伝達等の動的な役割も果たしていることが次々に示されてきています。

●グリア細胞の種類

マイクログリア(小膠細胞): Hortega細胞とも呼ばれます。マイクログリアは中枢神経系で食作用を示し、免疫のほか異常代謝物などの回収を担う細胞でもあります。 他のグリア細胞が外胚葉由来であるのに対して、マイクログリアは白血球同様造血幹細胞由来、つまり中胚葉由来であり、マクロファージの特殊化として考えることもできます。 アストロサイト(星状膠細胞): 中枢神経系に存在するグリア細胞。組織学的に形質性星状膠細胞と線維性星状膠細胞に分類されます。神経幹細胞に由来しています。 オリゴデンドロサイト(希突起膠細胞・乏突起膠細胞・稀突起膠細胞): 中枢神経系に存在するグリア細胞で、軸索に巻きついて髄鞘を形成および巻きついた神経細胞の維持と栄養補給の機能を持っています。 ひとつのオリゴデンドロサイトは、数本の突起を伸ばし、それぞれの突起が異なる神経細胞の髄鞘となることが知られています。存在部位により、衛星希突起膠細胞および束間希突起膠細胞とに分類されます。神経幹細胞に由来しています。 上衣細胞: 中枢神経系に存在するグリア細胞であり、脳室系の壁を構成する細胞です。脳室内で脈絡叢上皮を、脳室正中面で脳周囲器官を形成しています。 シュワン細胞(鞘細胞): 末梢神経系に存在するグリア細胞で、軸索に巻きついて髄鞘を形成しています。髄鞘を持つ神経細胞を特に有髄神経と呼ぶが、一つの有髄神経細胞にはたくさんのシュワン細胞が通常巻きつくのに対し、ひとつのシュワン細胞が巻きつく神経細胞は一つだけです。 衛星細胞(外套細胞): 筋組織に存在する筋組織幹細胞の一種であり、筋原細胞から分化します。末梢神経系の外部にも存在し化学的環境を整えるのに貢献してグリア細胞的に働くこともあります。

●アストロサイト

アストロサイト(astrocyte)は、中枢神経系に存在するグリア細胞の1つです。アストログリア(astroglia)とも言います。 また星状膠細胞という日本語訳もあるにはあるが、一般的にあまり使われていません。多くの染色法(抗GFAP免疫染色など)では星型の形態を示すことから、「星状」グリアの名称を持っています。 ただしこれらは細胞の一部を可視化しているに過ぎず、実際の形態はきわめて多数の密な突起を持ち、はるかに複雑です。 アストロサイトは多数の突起を持ち、その間に近傍を走行する神経線維が配置されます。脳や脊髄などの神経組織では、他の通常組織において支持のために存在する膠原線維が乏しいため、神経線維の保持には、このような支持細胞がその役を果たしています。 アストロサイトのもう一つの役割として、脳の血管基底膜に突起を接して、血液脳関門の閉鎖機能の維持に寄与している可能性が示唆されています。 脳血管内皮の密着結合と、その外側に密に配置する星状膠細胞の突起の二重の障壁に阻まれて、血管内部に一定分子量以上のタンパク質分子を注入しても、脳組織内には浸透しないとされています。 なお、中枢神経組織内には、アストロサイト以外に、オリゴデンドロサイ(Oligodendrocyte; 希突起膠細胞)、ミクログリア(Microglia)と呼ばれる三種類のグリア細胞が存在しています。

●アストロサイトの分類

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神経細胞に富む灰白質に存在しているか、神経線維に富む白質に存在するかによって若干形状が異なるので、以下の様に細分されます。 原形質型(protoplasmic)星状膠細胞: 灰白質に存在する大型のグリア細胞で、この細胞から出る星形状の突起の形状は、下に示す線維型膠細胞よりは大きくなっています。 線維型(fibrous)星状膠細胞: 白質に存在する細胞で、その突起の形状は原形質型膠細胞より細く、周囲の神経の間に細かく入り込んでいます。 さらに、この細突起が、神経線維の長軸方向に沿って走る事も特徴とされる。

●闘病中の方への長寿祝い

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抗がん剤治療中の方が長寿祝いを迎えられた場合お祝いをするべきか・・・と問われれば、主治医に相談をして行うべきかと思います。
長寿祝いとなれば、日本のしきたりでは「これからも健康で長生きできますように」という思いを込めて行われるからです。

ご自宅の場合には主治医の許可を取り、体に負担をかけない程度にお祝いの席を設けることで患者も家族も楽しめると思います。
また入院中の場合には、必ず病院の指示に従い周囲の患者さんに迷惑をかけない程度でささやかに行うことも可能と思います。

お祝いの席に渡すプレゼントも、花・食べ物が一般的になると思います。お酒が好きで「人生の楽しみ」だった方もいらっしゃるかもしれません。昨今ではよくネット通販でも「名入れ酒」といってお祝いに贈るお酒やジュースも出ています。名前やメッセージのラベル付きの贈り物をお渡ししてみるのも飲む飲まないを別としても元気の出るお祝いとして一役かってくれると思います。

還暦を記念して最高のプレゼント。

自分が成人して数年すると、平均的な日本人の親は還暦を迎えるくらいの年代でしょう。その時は還暦祝いをしてあげましょう。還暦は60歳を祝うもので、一生に一度です。それまで子育てしてくれたことに感謝、産んでくれたことに感謝、一緒に生活できている幸せを贈り物で表しましょう。

昔から一般的なのが、赤いちゃんちゃんこです。子供や孫と一緒に写真を撮って、美味しい食事をするとそれが最高の幸せな贈り物です。

還暦祝いは普段と違うものをプレゼントしてもいいでしょう。シニア世代なので、老眼鏡など、普段高級であまり買えないものを贈り物として選んであげると最高です。新聞紙などの文字が読みにくいので、毎日使うものがよりありがたみを感じてもらえるでしょう。文字を書くのが好きな方には万年筆の贈り物もステキでしょう。本を読み、よく手紙を書く人なら、老眼鏡と万年筆のセットがより喜ばれるでしょう。

一緒に祝いたいならば、還暦祝いに一緒に旅行に行くのも一つです。旅行は後で振り返ることができるので最高のプレゼントになります。一緒においしいものを現地で食べ、一緒に写真を撮り、一緒にその時その時を過ごすので、密度の濃い時間を共有でき、お金では計算できない体験ができます。行きたい場所をリクエストしてもらうのもいいでしょうし、サプライズでどこかつれていってあげるのもいいでしょう。

物でも旅行でも贈り物は気持ちが何より大事なので、還暦祝いは一度しかないものですから親を大切に祝ってあげましょう。